2013年3月29日金曜日

2012年12月~2013年3月の活動

青年海外協力隊として、ラオスのサラワン教員養成学校に派遣されたのが、2011年の7月。ただがむしゃらに自分のできることを探し、考え、試し続けた20か月。最後の3カ月はやりたいことだらけで、本当にあっという間に時間がすぎていきました。ラオス語の習得には本当に苦労しましたが、ラオスの学生・先生方のために微力ながら役に立てたかな、と思います。


~最後の追い込み期間に取り組んだこと~

★サラワン教員養成学校の理数科教員・学生向け、理数科教育法の冊子作り★
(12月~2月中旬)
 派遣されてから、教員養成学校の様々な授業で紹介・実践してきた理数科の教材や活動をまとめたもの。全80ページ、教員養成学校の理数科教員に35冊、学校の図書館に15冊寄贈しました。
 
全てラオス語で☆

小学校算数科教育法で紹介した教材&使い方

教材を使った指導案も作成しています


★サラワン教員養成学校の理数科教員向けWS★
(2月末)
 算数・数学科教育法、理科教育法など受け持った教科は10科目以上ですが、一緒に活動できた先生は10名ほど。たくさんの先生に今までやってきたことを伝えたいと思っていたところ、副学校長の命令もあり、私の所属する自然科オフィスの上司が中心となり、WSを開催してくれました。
私は講師&アドバイザーの立場で参加。理数科の先生20名ほどに教材や実験、自作した冊子を紹介できて、とても嬉しかったです!

単位の変換、表の活用方法、冊子の内容などを紹介

水をレンズに使った簡易顕微鏡の作り方


~ラオス内のJOCVと一緒の活動~

☆JOCV教育分科会&教育省との意見交換会☆
(1月中旬)
小学校教諭・理数科教諭として派遣されているJOCVが集まり、指導案や教材を作ったり、意見交換をしたり。教育省の副大臣との意見交換会では、JOCVの活動を紹介したり、ラオスの教育問題などについて意見を述べさせていただきました。

☆セコン県教育局主催WS☆
(2月中旬)
セコンで活動していたJOCVに協力する形で、教材の紹介をしたり、ラオス人の先生方の指導案検討、授業後のアドバイスなどを行いました。


教材の使い方、教え方などを説明


ラオスに来るまで、ラオスに来てから、たくさんのすばらしい人たちとの出会いがあり、たくさんの人たちに支えられ、無事、活動を終えることができました。人としても教師としても成長できたことを、お世話になった人たち、これから出会う人たち・子どもたちに還元していきたいと思います。
お別れのバーシー(ラオスの儀式)

感謝状やプレゼントを頂きました

私と出会い、支えてくださったみなさん、本当にありがとうございました☆

2012年11月14日水曜日

算数・理科の授業

最近、自分のTTCでの活動について書いていませんでしたが、ちゃんと活動しています(笑)

理科 ~植物と動物の分類
ラオスは9月から1月までが1学期。
学生数に対して教室が全く足りていないので、午前と午後の2部制
(午前の部は7:30~12:00、午後の部は12:30~17:00)になっており、午前と午後で学生が入れ換わります。


この1学期は、
小学校教員養成コースの「算数科教育法」と「理科」、
中学校教員養成コースの「数学科教育法」、
幼稚園教諭養成コースの「理科」を中心に、授業をしています。

合間に受け持ち以外の先生から頼まれて、理科の実験や教材を紹介したり、数学の授業紹介をしたりしているので、学生と過ごすのは週に12~15時間くらいでしょうか。

小学算数 ~2けたの数の足し算・引き算

 
理科 ~顕微鏡で葉の気孔を観察
全員初めての顕微鏡!実物を見れるのが一番ですね。

TTCで働いていて、ラオスの学生はできる子とできない子との差が非常に激しく、高校を卒業していても小学校レベルの学習内容が理解できていない、もしくは忘れている学生がとても多いのに、驚かされます。

その原因はいろいろあると思いますが、ラオスの先生が
①「生徒それぞれが理解する」ことよりも「クラスで頭のいい子さえできればよい」と思っている
②「教科書通り説明した」=「授業をした」となっており、わからないのは生徒の頭が悪いから、と授業の仕方を工夫しない
ことが多いと感じています。

小数の概念を理解させるために・・・

そんな状況の中でも、熱心にいろんな工夫をして指導をしているラオスの先生に出会うことがあり、すごいな、と感動するとともに、私も頑張らなくては!と強く思います。

限りある時間の中で、できるだけ多くの学生とTTCの先生に自分の経験と知識を伝えていきたい。言葉の壁がもどかしいです。ラオス語をもっと勉強しなくては!!